中江町遺跡
2024年12月16日
菊乃家別邸の建築場所に、遺跡調査が行われたのが、昨年の初夏。その時に発見されたのが、戦国時代と思われる地層から出てきた幾つ幾つかの陶器と、大正時代と思われる水路の一部でした。
しかし、ホテル向かいのゲストハウス、「藤の屋」さんが、建設された10年少し前での調査では、縄文時代から弥生時代に掛けての器が数個、発掘されました。その事が、廿日市市教育委員会が発行される資料に記載されていおります。
別邸周辺の場所は、縄文時代から、人々は住んでいたのです。
それによると、この辺りは、「中江町遺跡」と呼ばれており、高床式の柱の後から、人々は、今からさかのぼる、15,000年も前から、集落を形成していたそうです。
今は、工事中のこの場所、
太古の時代は、こんな感じだったのかもしれません。
縄文時代に人々が身に着けた「火」。そして自然に湧き出る「水」。当時から、この両方を上手く使い、何代にも渡り、暮らしていた事を想像させます。発掘された、大正時代の水路も、そのなごりではないかと想いを馳せます。
そんな大自然に恵まれた別邸建設予定地。どこかで、「火と水」を表現したく思っております。